No.211 武蔵小杉周辺の立ち食いそば屋の紹介
2015年12月15日
寒い時も熱い時も気軽に立ち寄れる、いわゆる立ち食いそば屋。和製ファストフードの代表格です。
椅子の有無や立って食べさせてくれるかどうかは問わず、「うまい」、「速い」、「安い」の3点を重視し、武蔵小杉周辺の立ち食いそば屋をご紹介します。
武蔵小杉駅周辺では3件のチェーン店の立ち食いそば屋があります。
まず、東急のエキナカの「しぶそば」です。
店に入るとすぐに券売機があり、PASMOも使えます。店員さんは皆元気に声を出しています。立地条件も良く、いつもよく人が入っています。てんぷらは揚げたての様で、外からガラス越しに作っているところを見ることができます。おすすめ天ぷらそば480円を食してみました。はぜとなすびのてんぷらが乗せられたそば、はぜの風味が食欲をそそります。蕎麦湯は自由にいただけます。
つぎに、武蔵小杉駅南口を出て、徒歩一分ぐらいの「かしわや」です。店員さんに注文を言って、出されたときに料金を払います。てんぷらは作り置きのようですが、待ち時間は一番短いです。てんぷらそばに生卵を入れてもらいました。450円です。てんぷらは別皿になっており、てんぷらのパリパリ感を楽しむことができます。ここは、近くの郵便局の職員さんをよく見かけます。喫煙所が近くにあるため、たばこの臭いが苦手な方は注意です。
駅から3分ほど歩きますが、「味奈登庵」です。ざるそばの富士山盛り(超特盛り)で有名です。入り口近くのレジで注文をすると番号札を渡されます。注文されてからてんぷらを揚げているようで、やや待たされますが、その甲斐あってあつあつのてんぷらをいただけます。ここも店員さんは元気です。えびときすのてんぷらそばをいただきました。ややえびが値を張り、730円です。ここもてんぷらは別皿です。やや駅から遠いのですが、昼時は待ち客が店外にあふれることもあります。ここも、蕎麦湯は自由にいただけます。そば好きの方、富士山盛りをチャレンジされてはいかがでしょうか?
新丸子駅では駅の東西に一軒ずつあります。いずれも駅のすぐ前で、東はこみや、西は山七です。
こみやは入り口近くに券売機があります。カウンターで店員に食券を渡し、しばらくすると店員さんがトレイにそばを乗せて持ってきてくれます。きつねそば330円をいただきました。およそ半分のスペースは椅子が用意されています。
山七は店員さんに直接注文するシステムです。ここは椅子は置いておらず正真正銘の立ち食いそば屋です。かき揚げ天ぷらそば330円をいただきました。ちょうどかき揚げ以外の天ぷら(たぶん、春菊の天ぷら)を揚げている最中でした。タイミングが合えば揚げたの天ぷらをいただけるかもしれません。
元住吉駅周辺ではやや歩きますが、かしわやがあります。L字型の店舗です。
そば屋は高級感のある老舗か、チェーン店の多い立ち食いそば屋かの2分化しつつあるように思えます。時には老舗でもよいのですが、立ち食いそば屋でも、てんぷらの揚げたてを供してくれる店、てんぷらは別皿で出している店、蕎麦湯を自由にいただけるところなど、努力している点が見受けられ、それぞれの店で特徴あるそばを楽しめます。気楽に利用できる立ち食いそば屋。特にこれからの寒い時期、昼時になるとつい引き込まれてしまいそうです。