No.228 二ヶ領用水沿いの蕎麦屋
2016年6月6日
新緑の季節、武蔵小杉界隈の散策が心地よい頃となりました。二ヶ領用水沿いはお花見の季節もいいですが、梅雨前のこの季節も散策にもってこいです。桜や桃の木を眺めながら、ぶらぶらと家族と共にゆっくりとした時間を過ごすと、武蔵小杉の住人であることのありがたさを感じます。
そこで、昼時となればちょいとそば屋に寄りたくなるもの。
ということで、前回の武蔵小杉周囲の立ち食いそば屋シリーズに続いて、今回はニケ領用水沿いのそば屋をご紹介いたします。
まずは府中街道の中原警察署を過ぎてすぐ左にある「満留賀」です。お座敷席もある落ち着いたお店で、今回はかき揚げそば(650円)をいただきました。カリカリのかき揚げの中身はプリプリの海老でした。
次はサライ通りの住吉橋近くの「ゑび寿屋」です。昼時には広い世代にわたる客で混雑しています。丼ものも充実していますが、やはり初夏ということで、きす天おろし(850円)をいただきました。さっぱりとした食感で、散策途中の食事にぴったりです。店内には法政野球部OBの色紙が展示され、田淵幸一や山本浩二など私のようなオールド野球ファンにはこれだけでも楽しめます。
南部沿線道路を超え、二ヶ領用水のすぐ右にある「あさひや」も地元の客で混雑しています。おかめそば(720円)をいただきました。おもちも入っており、ボリュームたっぷりです。
最後にやや遠出となりますが、中原街道を超え、上家内橋を右に曲がり、府中街道の宮内の交差点を超えて直ぐの「平波」です。めごち天ざる(810円)をいただきました。粋な江戸前てんぷらの味わいです。店主はてんぷらにこだわりがあるようで、お持ち帰りの注文が結構あるようでした。
立ち食いそば屋の気楽な雰囲気もいいですが、たまには二ヶ領用水沿いの散策ついでに個性ある老舗のそばを味わうのも楽しいですね。