No.321 中原市民ミュージカル『新・多摩川伝』
2018年3月16日
3月10・11日に中原市民館で「中原市民ミュージカル『新・多摩川伝』」が上演されました。
これは6年前に始まった中原区主催事業で、中原区民による出演者・スタッフにより中原の歴史などをテーマにしたオリジナルミュージカルが例年上演されてきました。
今年は小杉御殿町などに縁のある徳川家康とその側近の忍者たちが現代にタイムスリップし、出会った子どもたちと問題を解決していくというストーリー。家康公が「ここはどこじゃ?」と尋ねたのに対し、服部半蔵が「ミッドでスカイなタワーのお膝元の中原市民館でございます。」と答えるなどMST住人としては、うれしい(?!)台詞などもありました。
さて、今回エピソードとして取り上げられたのは、かつて行われていた「丸子多摩川花火大会」です。これは、現在二子橋付近を会場として、川崎市世田谷区共催で行われているものではなく、大正時代に丸子橋のたもとにあった料亭「丸子園」の店主が始めたもので、当時は京浜地区最大の花火大会と言われていました。戦争中は一時中断したものの、戦後、昭和42年まで行われていたそうです。
その後、交通事情や安全性の問題から中止されたものの、昨年「丸子多摩川花火を復活させる会」という団体が発足し、復活に向けて活動を行っているとか。
丸子橋周辺で花火が上がると、MSTからは本当に目と鼻の先。いつか実現するといいですね!