No.235 七夕イベント
2016年7月15日
7月3日にミッドスカイタワー七夕イベントが行われました。1週間前から飾られていた笹には、たくさんの住民の方が願いを込めて吊るした短冊でいっぱい!今にも折れそうなほど撓んでいます。そして、今年もたくさんのミッドスカイタワー住民が七夕イベントに参加しました。
第一部は恒例の七夕コンサート。今年は女性だけのサックスグループ〝レディー・ホンカーズ″です。スイングジャズの演奏は、子供たちにはまだ早いかなあ?と心配したのですが、ミッキーマウスの曲から始まったコンサートでは、たくさんの子供たちがもうノリノリでした。
第二部は、今年から始まった新しい企画です。ミッドスカイタワーにはいろんな人が住んでいます。アーティストもいらっしゃいますが、今回紹介するのは、現代俳句協会・日本文藝家協会・日本ペンクラブに所属されている俳人の「つつみ眞乃」先生です。そして、先生にお願いして行われることになった今年の新しい企画は、なんと!〝俳句コンテスト″になったのです。
七夕イベント直前までに応募のあった俳句は、なんと、全部で122句(子供の部46句、大人の部76句)もありました。その中から先生に優秀作品を選んでいただきました。
まず、審査員特別賞からです。先生から、今回は大人の句よりも子供の句の方がより優秀作品が多かったとの批評があり、審査員特別賞は2作とも子供の句から選ばれました。
七夕や 去年と同じ 願い事
はな火を見ると 心がはれる 楽しいな
大人の句が選ばれなかった訳が理解できるような作品ですね。
次は子供の句の入選作品です。
入選B
ゴジラなら 天の川にも とどくかな
入選A
かささぎは ふたりむすぶと 羽休め
そして特選は、
夏の星 大三かくに にるぼくら
この3つの句には、「つつみ先生」も大絶賛でした。ミッドスカイタワーには才能豊かな子供たちがいっぱいいます。うれしいですね。
最後は、大人の句の入選作品です。
入選B
言葉など 蝉の命に 及ばざり
入選A
短冊を 結ぶ子の手を 握りしめ
特選
梅雨空の 合間をぬって 西明寺
大人の人も負けてはいません。さすがに入選作品は素晴らしいですね。
最後に、先生から「ミッドスカイタワー住民のレベルの高さには脱帽である」とのお言葉を頂戴いたしました。今度こそ、入選できるように頑張りたいと思っているのは私だけではないと思います。これからも続けたい企画ですね。
ジャズコンサートと俳句コンテスト、ちょっと、マッチングしない組み合わせのようですが、七夕の日には、この2つが不思議とマッチングしていました。このような素晴らしい七夕イベントを開催していただいた「チームコミュ活の皆さま」と「つつみ先生」、そして、「レディー・ホンカーズの皆さま」、122の俳句を詠んでいただいた住民の皆さま、ご苦労様でした。
なお大切なお願い事を書いた短冊は例年同様に日枝神社に奉納しお炊き上げをお願いして来ました。