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ミッドスカイコラム

No.208 マリアージュとコラボ

2015年11月20日

秋の武蔵小杉の最大のイベント、コスギフェスタも大盛況のうちに終了したことは、以前のブログに記載のとおりです。
ハロウィーンも、日本にすっかり恒例行事として定着しました。
幼少の頃ニューヨークで初めてハロウィーンを経験して以来、ハロウィーン歴50年の私としては存外の喜びです。

関係者の長期の献身、コミュニティー間の協力、そしてフェスタへの大勢の方々の参加により素晴らしい「地域」と「人」の融合が実現、
まさに人と人のマリアージュmariage、そして多数の組織や団体のコラボレーションが、地域に新たな和と輪を広げました。

頭に浮かぶのはmariageの意味、フランス語の結婚ですね。
異なる2つのものが、お互いの良い所を融合し、一つの素晴らしいものを創り上げる。
食事なら一緒に食べるフロマージュ(チーズ)とワインの味が絶妙に調和した状態を「マリアージュ」と言い、肉や魚料理などとソースの味がひとつになって調和した味が生まれている時も言うようです。

同義語にコラボレーションがあります、コラボですね。
違うのは、mariageが2つのものの融合、コラボは2つまたはそれ以上の複数のものが融合し、新たな価値を創り上げる。

芸術のマリアージュとコラボはこれ、という面白い例を挙げましょう。

1910-20年代に遡ります。パリを拠点にバレエ リュス、つまりロシアバレエ団が素晴らしい公演を見せていました。
関係スタッフを紹介、
・舞台美術=ピカソ、マティス、ローランサン、ユトリロ等
・音楽作曲=ストラヴィンスキー、ドビュッシー、サティ等
・衣裳デザイン=ココ・シャネル
究極のマリアージュ、コラボ。この舞台、生で観たかったですね(笑)

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バレエ・リュス初演「火の鳥」
(ストラヴィンスキー作曲)
ウイキペディアから

シャネルはこの時20歳代、初めての大仕事。舞台終了後のパーティに来るセレブ女性のドレスも担当しました。

武蔵小杉の街も、止まることなく発展が続くと期待され、一層の人と人、コミュニティー同士のマリアージュとコラボが求められています。
その関係者は、皆、このような素晴らしいスタッフです。これからも素晴らしい「融合」がありそうです。

せっかくの近隣同士ですものね。